「オフィスが使いにくいな……」

「もう少しデザイン性のあるオフィスにできないものか」

 

オフィスを改修することで「機能を向上させ、価値を高める」というオフィスリノベーションが注目を集めています。

しかし、オフィスをリノベーションすることは、どのような効果をもたらすのでしょうか。

 

そこでこの記事では、オフィスをリノベーションして得られる4つのメリットを具体的に解説します。

さらに、リノベーションを行う際に見落としがちな注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

オフィスをリノベーションして得られる4つメリット

リノベーションを行えば、オフィスは言うまでもなく綺麗で快適になります。プラスアルファとして、業務改善やイメージアップなどにつながる4つのメリットが期待できます。

ここでは、リノベーションで得られるメリットについてまとめていきます。

 

【メリット1】オフィスの作業効率がアップする

リノベーションを行えば、生産性や作業の効率をアップさせることが期待できます。

 

例えば、ミーティングを行いたいのに会議室がなく、会議のたびに会議室を予約したり、机や椅子を移動させて無理やりミーティングスペースをつくったりした経験はありませんか？

リノベーションを行えば、そのような作業はもう必要がありません。

 

不要な作業を削減することにより、その分の時間を有効につかえるようになるため、作業効率改善が叶うのです。

 

【メリット2】社員のモチベーションがアップする

リノベーションでオフィスの環境や使い勝手が向上すれば、社員のモチベーションも上がります。

社員のモチベーションが上がれば、会社全体の雰囲気もよくなり、離職率も少なくなるでしょう。

 

例えば、休憩スペースやカフェスペースがあれば、気分転換でき集中力がアップします。

また、一目瞭然で探し出せる資料スペースがあれば、資料を見つけ出せずにイライラすることもなくなります。

 

ストレスなく働ける環境を整えることは、社員の士気を上げることに大きく影響しているのです。

 

【メリット3】会社のイメージアップになる

素敵なオフィスに生まれ変わることは、会社のイメージアップにもつながります。

来客があった際、綺麗なスペースに通されれば、訪問客はその会社に対しとてもよい印象をもつことでしょう。

また、リノベーションで社員のモチベーションがあがれば、その活気のある雰囲気は訪問客にも伝わります。

 

オフィスは「会社の顔」。

リノベーションは、会社の好感度やブランディングにも繋がるのです。

 

【メリット4】設備利用コストを削減できる

オフィスの環境が整えば、設備を有効に利用できるので、電気代の削減につながります。

リノベーションによって、机の配置や商談スペース・資料スペースなど、同じ部屋でもゾーン分けを行うことで、空調もそれにあわせて回路をわけることが可能です。

広く大きな部屋だからといって、すべての空調を等しく効かせることは、もう必要ありません。

 

また、蛍光灯からLED照明に交換するだけでも、電気代のランニングコストを減らすことが可能です。

 

オフィスをリノベーションする際は、空調や照明の配置や種類にもこだわって、電気代を削減できるようにプランを立てることが重要です。

 

リノベーションの注意点

リノベーションは、どのようなプランでもOKというわけではありません。

建物の状況によっては、プランや工事を行う上で守らなければならない「決まりごと」があります。

ここでは、オフィスをリノベーションする際の注意点についてまとめていきます。

 

【注意1】物件の構造上、工事に成約がある

工事を行う際は、構造である躯体を壊してはしてはいけません。

例えば、間仕切り壁を撤去して、広いスペースをつくりたくても、構造の壁であればその希望は叶わないため、他の案を考える必要となります。

設計を行う前には、構造図面と照らしあわせながら現地調査を行ったうえで、デザインやレイアウトを考えていかなければならないのです。

 

【注意2】消防法を意識する必要がある

オフィスをリノベーションする際には、消防法を守らなければなりません。

火災から命を守るための法律である消防法では、その建物の状況によってスプリンクラーや煙感知器、誘導灯等の設置を義務付けています。

特に、間取りを変える際には、消防設備を設置し届出を出すことが必要な場合もあるため、注意が必要です。

 

また、工事後には、消防署が「消防法に適合しているか」を確認するための立入検査が行われる場合があります。

もし不適合と判断されれば、消防法に適合できるように工事をやり直さなければならないかもしれません。

 

しかし、消防法は複雑です。

一般の方が判断することは難しいため、リノベーションを行うならば、建築士が在籍している実績豊富な会社を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

オフィスをリノベーションするには費用はかかりますが、長い目で見れば、会社にとってリノベーションするメリットはとても大きいものとなります。

実績豊富で信頼できるリノベーション会社を選べば、ご予算にあわせたプランを作成してもらえることでしょう。

今回の記事を参考に、ポイントリノベーションからフルリノベーションまで、様々なパターンを検討してみてくださいね。

 

 

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