2021.8.20 バリアフリー

お帰り、お父さん!! バリアフリー 介護リフォーム 

こんにちは

株式会社鈴木産業

リフォーム事業部 村瀬です。

 

 

お盆休みはいかがお過ごしなさりましたか。

きっとリフレッシュして、気持ちもきりかえ

日々の活動に戻られてるころですね

 

 

私は家族や仲間たちと外遊びを満喫する予定が、

連日の悪天候で、まったりした休日を過ごしていました。

残り少ない夏を、もう少しアクティブに楽しみたいですね。

 

さて今回は中村区のT様邸、【バリアフリー工事】をご紹介したいと思います。

 

あなたも同じような状況でしたり、お悩みがあるなら、

少しでも参考になる記事になれば嬉しいです。

 

 

場所は名古屋駅から5分程の立地。

中村区は名古屋市16区中、8番目に世帯数が多い地域です。

 

都心部から1本中に入った裏道のため、

昔ながらの家屋もまだまだ多い地域で

作業車を停める場所に苦労しました。

 

住宅密集地での施工実績も豊富な当社、

だから視察に伺った時から、トラック配置なども

シュミレーションしながら現地調査を行います。

 

 

 

T様ご夫妻と初めてお会いした時の印象は、

とにかくめちゃくちゃ夫婦仲がいい!笑

もうこの一言に尽きます。

 

 

オシャレで明るい奥様を旦那様がそっと支える。

そんな印象のお客様でした。

写真からも奥様の明るさが伝わりませんか?笑

 

 

また奥さまは旦那さまを呼ぶときは

『まさくん』と名前で呼ばれるところも

仲の良さが伝わり、個人的にとても好きでした

 

 

今回のご依頼内容として、

バリアフリー工事を用いた住宅介護改修工事

6帖と8帖の和室8帖の部分を洋間へ変更

6帖間はそのまま和室として活用するとのことでした。

 

 

介護入院なさってる、奥さまのお父さまが退院するにあたり、

車イス、歩行器でも生活しやすいライフスタイルにして

お父さまの退院を迎えたいとの要望。

 

 

工事内容を区分けすると

大きく3つの施工依頼となりました。

 

 

①和室8帖から床をフローリングに変更

(床が畳だと車イスや歩行の際、足が引っ掛かることを避けたい)

 

②重い襖を軽くて破れにくい素材に変えたい

(介護者が片手でも開閉しやすく、車イスをぶつける事があっても破れにくい素材に)

 

➂トイレ内の手摺を延長したい

廊下からトイレ内便器に到達するまで、手摺が入口付近にないため危険)

 

お打合せの時から、1つ1つのご要望が、本当にお父さまの事を考え

様々なことを想定しながら、たくさんの質問も頂きました。

私も不明なことは調べ、同僚にも色々アドバイスもらった記憶を思い出します。

 

何件も介護リフォームに携わらせて頂きましたが、

本当に、【ご家族の安心・安全】を考慮し、プランを練るご家族の方の想いに、

今回も、聞いてる私が熱い気持ちが込みあげる打合せになりました。

 

 

★いよいよ工事開始

まず養生からスタート!!

 

 

当社は養生1つ手を抜きません。

だからこそ、大事なお宅を守る為、

お住まいを汚さずキズ防止にも繋がります。

 

 

 

またご安心ください。

入室させて頂く施工業者も、

コロナ禍に伴い【検温・消毒】も必ず行います。

 

 

職人の体調管理も記帳し、またお客様にしっかり提示し、

確認していただくことで、少しでも【安心感】に繋がればと考えます。

 

 

養生が終わり、まず床工事から

畳からフローリングに変更するため、

畳をめくり、床の下地から高さを調整していきます。

ここでのポイントは、【敷居と床の高さ調整】段差をつけないことです。

 

 

仕上材にフローリングを貼っていきます

 

 

 

床完成。

段差がないフラットな床に仕上がりました。

これで車イスでもつまづき転倒の可能性が低くなります。

 

 

 

続いて建具工事

お客様からの要望で、【軽さ・破れ防止・明るさ】を優先して、

建具はアルミ製で製作。

 

 

・Before

 

 

・after

 

 

施工方法は、上吊レール(上から建具を吊るタイプ)を用いて

開閉のスムーズさを追求しました。

 

 

 

 

また襖と違い、すりガラスタイプを製作したことにより

介護者を向かいのリビングからも人影を確認でき、

採光も取り入れ明るさが増しました。

部屋が明るいと気持ちいいです。

 

 

 

続いて、【廊下と敷居の段差解消】

ほんの数ミリ段差があるだけで、車イスのタイヤが引っかかる為

解消したいとご要望。

 

恥ずかしながら、健常者のわたしは、

この数ミリの段差の危険性に気づけませんでしたが、

次回からこのような状況のお客様には、こちらから提案していくつもりです。

 

 

 

 

こちらの敷居調整が一番苦労しました。

廊下と敷居の高さが揃ってない状況で、W1800の間口に対して、

なんと床が左右5ミリ程、差異があったのです。かなり床の高さが悪い状況でした。

 

 

結論、

普段は床の見切り材として使用する商品を、現場加工してなんとか解決

大工さんも心良く細かい作業に協力してくれました

 

 

 

最後にトイレ手摺取付工事

入口から便器まで手摺がない為、転倒防止も考慮し

手摺を延長します。

この距離、手すりもなにもないと怖いですね。

 

 

ピンポイントに下地がない場合でも大丈夫です。

ベース材を先に壁面に取付、そのベース材にブラケットを取り付ける為

しっかり固定できます。

また有効スペースを少しでも確保する為に、ブラケットも角付タイプを適応

 

 

 

 

これで安心。

お父さまも手摺に頼りながら【安全に】便器まで到達できます

 

 

『この場所に手すり取付できるかな?』

 

そんな不安や疑問がある時は、まずお気軽にお問合せください。

いつでも、「私、村瀬(ムラセ)」が拝見しに駆け付けます。

 

 

もし、あなたも手摺のことで不安があるようでしたら、

以前、手摺についてのブログ記事も投稿しております。

是非ご参考にされてください

 

(↓ クリックしてください)

これで安心!! 大切な家族も最適、健康生活

 

工事も無事完了。

家具も元の位置に移動してお掃除します。

 

 

奥様からも

 

『これで気持ちよく、お父さんをお帰りって迎える準備ができました。』

と笑顔でお言葉いただき、

ご納得いただいたようで良かったです。

 

 

私自身も、早くお父様が退院なさって、気持ちよく自宅でゆっくり

療養して欲しいという安堵な気持ちになりました。

 

 

今回の工事で、改めて介護者は小さな困り事でも怪我に繋がる可能性が、

充分にあるということが再認識できました。

 

 

【段差・重さ・距離】など健常者では気にならない所に、どれだけ気を配り想定し

事前に回避することの大切さを改めて感じました。

 

 

今後もご縁を頂いたお客様には、少しでも参考になる情報や知識を

お伝えし、またお客様の立場に立ち、可視化も意識し、

 

 

工事完了後には笑顔で、お客様と一緒に

喜びを分かち合いたいです。

 

 

T様 、工事期間中ほんとうに、ありがとうございました。

旦那さま、使わないということで、

新しい工具お譲りいただき、大切に使わせてもらいます。

またいつでも呼んでください。

 

 

当社ではお客様に寄り添った提案を心掛け活動しています。

 

まず聞いてみよう!で構いません。
お気軽にお声かけください。

 

きっと長いお付き合いが始まると思います。
担当者:村瀬 和男

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